マイクロアルゲミー(株)

社長の独り言
〔弊社藻類培養装置は“CO2削減装置”〕
  (CCU (Carbon Capture and Utilization) の最終兵器)

微細藻類は1/100mm程度の目には見えないサイズの微細植物です。
植物ですのでその生育にはCO2が必須で、CO2と光(LED)によって光合成をおこない細胞分裂を繰り返します。
一般の植物は葉の部分で光合成を行い、その栄養分を根・茎・花・実などあらゆる部分に使用しますが、細胞のみで存在する微細藻類は光合成で作り出した栄養素を全て細胞の中にため込むため、その含有する栄養素は他の植物や作物とは比較にならない程種類が豊富で量も多いのです。
そして余分な部位に栄養分を浪費せず、ひたすら細胞分裂を繰り返す為、その生育速度も一般植物とは桁違いです。
言ってみれば、培養装置の中の藻類細胞は一般植物の光合成細胞だけを集めたのと同様で、香しい若葉を付ける事も、美しい花を咲かせる事も、美味しい実を付ける事もありませんが、その分栄養豊富な藻類細胞がひたすら倍々ゲームを繰り返しながら増えて行きます。
そのような濃縮植物とも言える微細藻類ですので、それを培養装置の性能により高濃度培養を長期間維持出来れば、それは正に藻類培養装置であると同時に、“CO2削減装置”でもあります。
更に弊社装置には、よりCO2吸収力を上げるための特殊な構造を採用しています。

底面積で設置出来、一切場所を選ばずどのようなロケーションにも設置出来、CO2吸収量を高められる高濃度・連続培養であり、且つ完全密閉装置であるため培養装置内でのCO2の酸素への変換量をデジタル的に数値化・見える化が出来ます。

CO2を植物に吸収させ酸素に変換し、そこから得られるバイオマスによって産業と雇用、そして人々の健康を生み出す。
これが最も理想的なCO2削減の在り方である事は異論のない所でしょう。

上記の条件が揃って初めて、世界規模でのCCUの決定的な担い手となれるのです。