社長の独り言
〔連続培養のメリット〕
(バッチ式との比較)
微細藻類の大量培養において最も非効率なのが“バッチ式”の収穫体制です。
バッチ式とは、培養をスタートし、それが最高濃度に達した時点で全量収穫し、装置の洗浄・殺菌後に別に用意しておいた膨大な種菌を植え付け、再度ほぼ水の段階から培養をし直す方式で、私の知る限り全ての藻類培養施設で行われているのがこの方式です。
この際の洗浄・殺菌作業、そして種菌(稲作で言う所の苗)製造作業が、藻類の大量培養において最も手間と人とお金を費やす部分です。
そして、再度超低濃度の段階からのスタートとなり、最高濃度に達するまでにまた時間を要すると同時に、その期間にコンタミが起こる危険性が増します。
何故なら培養再開時は、培養装置内は豊富な栄養素があり、それでいて藻類の細胞数は少ない為、コンタミ生物の格好の生育場になってしまうからです。
反面連続培養では、手間と人とお金を要する上記の三大要素が一切発生しません。
その上、半量収穫の場合では、藻類の種類にもよりますが、大概の場合は数日以内に元の濃度に回復します。
従って、培養濃度のグラフではバッチ式は収穫時に一旦濃度数値がゼロとなり、洗浄期間はゼロが継続してしまいますが、連続培養では収穫時も最高濃度の値から半分にしかなっておらず、それ故に再度最高濃度になる時間も短期間です。
要は継続的に高濃度が維持出来るのです。
(バッチ式との比較)
バッチ式とは、培養をスタートし、それが最高濃度に達した時点で全量収穫し、装置の洗浄・殺菌後に別に用意しておいた膨大な種菌を植え付け、再度ほぼ水の段階から培養をし直す方式で、私の知る限り全ての藻類培養施設で行われているのがこの方式です。
この際の洗浄・殺菌作業、そして種菌(稲作で言う所の苗)製造作業が、藻類の大量培養において最も手間と人とお金を費やす部分です。
そして、再度超低濃度の段階からのスタートとなり、最高濃度に達するまでにまた時間を要すると同時に、その期間にコンタミが起こる危険性が増します。
何故なら培養再開時は、培養装置内は豊富な栄養素があり、それでいて藻類の細胞数は少ない為、コンタミ生物の格好の生育場になってしまうからです。
反面連続培養では、手間と人とお金を要する上記の三大要素が一切発生しません。
その上、半量収穫の場合では、藻類の種類にもよりますが、大概の場合は数日以内に元の濃度に回復します。
従って、培養濃度のグラフではバッチ式は収穫時に一旦濃度数値がゼロとなり、洗浄期間はゼロが継続してしまいますが、連続培養では収穫時も最高濃度の値から半分にしかなっておらず、それ故に再度最高濃度になる時間も短期間です。
要は継続的に高濃度が維持出来るのです。